日常と非日常
抗がん剤34日目、AC療法2回目9日目。
大好きな姉家族が宮崎に帰っていった。
玄関でしか見送れず、扉が閉まる時、見えなくなった姿に泣きそうになった。
アラフィフとはいえ、子供に戻った気分になれる姉と離れるのは寂しいものだ。
静かな我が家を見渡し、また日常に戻るのかとぼんやり考える。あれ?癌になってからの私は毎日が非日常だったはずなのに、姉たちとの非日常体験のおかげでいつの間にか抗がん剤治療の生活も私の日常になってることに気付く。
もう病気の私は特別なことじゃない。
私の前向きに生きる姿に元気をもらった!と姉が言ってくれたけど、私は前向きに生きてるというより前に進んでいる意識しかないけど、私の日常が誰かを元気にできるなんてこんなにうれしいことはない。
宅配野菜で美味しそうな牛蒡が届いたので、お友達に教えてもらった*マクロビ*ごぼうの梅含め煮をコトコト作ってみる。
調味料はなし。
梅干しと昆布で煮るだけなのにこんなに味わい深いなんて新発見!
白血球が下がりはじめてるのがなんとなくわかるけれど、このごぼうで栄養つけて味わい深い日常を送ろうと思います😊