冷却拷問
今日はまた新しいお薬。パクリタキセル。
点滴中に予想される副反応は発疹、蕁麻疹、呼吸困難、胸部痛、ドキドキなどのアレルギー反応。
先週、ハーセプチン点滴中にアレルギー反応が出てしまった私の身体はやる前から緊張状態。看護師さんも万全な体制で慎重に始めました。白血球の数値が完全に正常値だったので、まずはアレルギーを抑制するお薬から。ちょっとずつちょっとずつ落として体にゆっくり巡るように調整。
とりあえず点滴中何事もないのでこのままパクリタキセルへ進むかな？と思った時！
看護婦さんがすごいもの持ってきました！？
冷凍庫から出したてのカッチコチのでっかい冷却グローブ。
「ま、ま、まさかこれ、両手両足つけるんですか？？霜ついてますけどー」
「はい、拷問開始です笑 末端障害を防ぐため冷やして血管に行き渡らないようにします！」
（装着）
「冷たすぎてやばいです😭感覚がなくなっちゃいます・・・」
「取るも取らないも自由意志です。私たちはお貸しするだけです😅 でも皆さん意外に最後までつけてらっしゃいますよ」
そう言われたら取るわけにもいかず、拷問開始。
点滴をパクリタキセルに変えると、「細胞がびっくりしないようだましだまし入れます！！」とさらに慎重に点滴を落とし始め、これはいつ終わるのだろう？と泣きたくなる。スマホもいじれず、眠くもならず、ただただ冷たさに耐えること2時間近く。
途中、若干呼吸が苦しくなったり胸部痛を感じて、ひやっとすることはあったけど、なんとか無事に終わってくれてよかった！
終わった後、足裏が霜焼けのように痒くなってしまったり、蕁麻疹もちらほらでたけどまぁ想定内😅
受付で待ってくれてたパパも一安心。
そして今日のお会計は、先週の治療で限度額いっぱいに達したのでなんと159円！！小銭？？と思わず笑ってしまいました。
お薬を待ってる間、桜新町のいけてるスーパーライフで夜ご飯を調達。初来店。
このスーパー、噂には聞いてたけど、楽しすぎてアドレナリンでまくり！！品数がとにかく多いのです。抗がん剤の辛さ忘れて、はしゃいでしまいました。ただ、あまりにも買いすぎてしまうので、今日は半周だけにしようとストップしたほど。お惣菜を山のように買って帰りました😅
拷問続く毎週の抗がん剤はすごく嫌だったけど、このスーパーに通えるなら毎週も悪くないなと思えたので桜新町ライフに感謝！！
何事もプラスにとらえようと思います。
