HP療法②＋パクリ③スタート

抗がん剤112日目、ＨＰ療法2回目（3週間毎）初日＋パクリタキセル3回初日

今日は3週前の投与中にアレルギー反応を起こしてしまった分子標的治療薬パージェタとハーセプチン、さらに毎週投与してるパクリタキセルを同時に点滴する日。さらに抗アレルギーの点滴と生理食塩水も点滴するので長時間勝負！！病院に着くと、受付もせず治療室に直行です。

早速、針を入れる血管探し。私の場合、丈夫そうに見える太い血管は針を刺すと逃げやすいらしく、意外にベストな場所に候補が少ない。

一回目、針を刺した瞬間激痛とともに針先がプッと膨れたのでアウト。漏れる血管でした。

もう一回チャレンジ。さらに慎重になる看護師さん。彼女をみて思わず「このお仕事って心折れるお仕事じゃないですか？相当なプレッシャーですよね？私には到底できない仕事です。」と言うと「はい、毎日心折れてます🥲誰か変わってーと思うことよくあるんです。でも患者さんでこの気持ち気づいてもらえたの初めてかもー😭」と言われました。抗がん剤を打つたびに弱ってく血管を毎週探して患者の見てる前で針をさすのがどんなに大変か・・そこに向き合ってくれる看護師さんには感謝しかありません。一緒に願いを込めて2本目の血管探し。「えい！いけるかな？」ほぼ賭け状態笑　受け入れてくれる血管は針をさしても全く痛くないから不思議です。「やったー！！この子いい子でしたね！」2人で大喜び。ようやく点滴スタート。

とはいえ前回痙攣を起こしてるので、今日はすごく慎重にやる日。点滴の落とす量と私の反応を常にチェックしながらだから、看護師さんも大変だったと思います。途中、やはり心臓の動悸が激しくなったり気管支をつかまれてるような息苦しさが出て怖いと思う時はあったけど、ピラティスで意識してる深い呼吸を意識してなんとか持ち堪えました。

無事に分子標的点滴は終わり、生理食塩水、副作用を抑える点滴を挟んで、毎週やってる拷問時間の始まり。保冷剤を持ってくる看護師さん

今日はいつもに増してガンガンに凍っちゃってますけど笑

全てが終わったのは18時半すぎ。4時間コースに耐えました。やっぱりこのクリニックで治療して正解だなーと改めて思います。聖路加だとこの後電車で帰らなきゃいけないし、もっと長時間になってたと思うから。私が心折れずに毎週通えるのも担当看護師さんのおかげ。心からこの状況に感謝です。

とりあえず、点滴一番の難関関所はクリア！！

今後毎週出来るかは私の白血球次第！

無事にあと9回治療ができますように。。（長いな😭）